ヴィナイオッティマーナ2015 in FUKUOKA

先日開催されたヴィナイオッティマーナ2015　in FUKUOKA。

一般にワインの世界で重要とされている土壌やブドウ品種、ヴィンテージといったもの以上に、ワインの個性は「人」によってきまるのだということを実感してほしい。「ワインは、人である」ということを飲み手に伝えるには、実際に造っている本人に会って一緒にワインを飲んでもらうのが一番、そういう思いで開催されたヴィナイオッティマーナ。イタリアから自然派ワインの生産者達が集まり、造っている本人と会話をしワインを注いでもらう、という夢のようなイベント。のんびりゆったりな大手門も、この日ばかりはお祭りモード。
イタリアからやってきた生産者の方々も、出店者側も、お客さん達も、みなさん楽しそうに盛り上がった一日でした。
きっと本国にかえるとストイックに畑や醸造のことばかりを考えもの造りをしていて、だからこそこんなに素敵なワイン達に巡り会うことができるんだろうなぁ。
素敵なものに巡り会わせてくれていることに感謝し、彼らに恩返しをしていきたい、彼らのことをもっと知ってもらいたいと語る、主催者ヴィナイオータの太田社長。そういう気持ちで接しているからこそ、彼らもわざわざイタリアからやってきてくれた。そして食に対して真剣に向き合っている人達が集うこの大手門が会場となったこと、それがまたさらに素晴らしく、誇らしく思います。
終わってもなお余韻に浸る日々。
あぁ、幸せな一日だったなぁ。

ヴィナイオッティマーナ2015FUKUOKA